早起きは三文の徳は本当?根拠は?真相は?

早起きで仕事運・勉強運アップ

目覚まし時計

 

 

ことわざにもある通り「早起きは三文の徳」。実際、朝型人間と言う言葉も出始めてから、生活リズムを早起きで調節している方は増えています。例えば、朝夕の通勤ラッシュをずらしたり、夜遅くまで夜更かしし体調不良を起こしたり、回避できる不便さは明らかです。子育て世代でも、子供の送り迎えに合わせたり、規則正しい生活習慣を身につけさせることは、家族の団欒や時間の有効活用にもなります。まず、寝起きが悪い、朝は起きにくいと感じることがあれば、就寝時間を早め、朝食をとる習慣をつけると早起きが生活に浸透していきます。

 

なぜ早起きが運気アップに繋がるのか?

 

カフェで試験勉強する女性

 

 

ある学生さんが就職活動中、実践したことが身を結んだエピソードを例にあげて考えてみましょう。

 

氷河期世代から真面に正社員として就労経験がなかったその学生さんは、契約や派遣社員として働きながら資格取得を目指していました。週に数回は夜の講習に通い、日中に仕事がある時は週末に予習復習をしていました。仕事がない時でも朝活習慣として、7時前には起きて、新聞やネットでニュースなどを読むことにしていました。図書館やカフェは午前中が空いていて、集中しやすかったそうです。その状況を活かし、少しでも節約しながら資格取得に向けて勉強できたのだと語っています。だいたいのテストは午前中に行われることが多いと思いますが、普段の朝活のおかげで頭も冴え渡り、テスト本番は集中できるという効果があったようです。その甲斐あって、目標としていた資格は一先ず合格できたのだそうです。

 

就職活動でも運気アップ?

 

朝の出勤風景

 

 

上記にあるとおり、就職氷河期世代は様々な面で正社員になれる確率が低い時代です。その状況から、ハローワークなどの職業訓練にはできるだけ参加し、社会の動向や自分のスキルにあった職種を自力で見つけることがカギになります。朝早く起きることにより、いち早く有効求人を見つけ、面接にたどり着くまで気力と体力が維持できるようになり、募集を見つけると午後には必要書類など整理できる時間が持てるようになります。さらには急募の場合、即日な面接対応でも午前中の場合は内定率が上がると思えるポジティブな姿勢が保て、最良の状況で挑むことが可能になります。結果的に、その後、試用期間付きの仕事が決まり、資格も朝活も基本的に活かせる生活へ移行できれば、正社員への採用の可能性も高くなるでしょう。

 

最低限の睡眠を確保すれば、早起きは無駄ではありません。生活を楽しく工夫できる習慣として実践してみることをオススメします。

 

 

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